神出鬼没のクリエイティブ集団・Gold Rat Crewがブランド「Whip Station」を始動させた。
コンセプトは「思想が集まり、具現化する場所」。
Gold Rat Crewはメンバーこそ明らかになっていないが、アパレル・音楽・プロモーションなど多岐にわたる業界者たちからなるクルー。各業界からのインスピレーションやマインドを結集させ、固定概念に囚われない日常(Style)を提案している。
Gold Rat Crewは本ブランド立ち上げに伴い「海外のガソリンスタンドの様に、オイルだけじゃなくコンビニやカフェがついてたり、いろいろごった返してて……人も物もジャンルに囚われず集まる場所。そんなブランドにしていきたい。」とコメントしている。
Heart Robberを掲げる1stコレクション
“Heart Robber“(直訳・心臓強盗)を掲げ、アメ車や古き良き時代のアメリカを感じさせるカウンターカルチャーを「Whip Station」のフィルターを通して世の中に対するアンチテーゼを提示している。
ラインナップは、ロンT・カスタムシャツ・スウェット・ステッカー類の小物など。アメ車ブランドをパロディしたグラフィックのブランドロゴが施されている。
シャツやTシャツはタフさを持つワーク系のブランドなどをリメイクしており、ワーク系の持つイナタい味わいや雰囲気と「Whip Station」のメッセージ性を含んだデザインが見事な塩梅で融合している。
中でも注目したいのがスウェットだ。流行に捉われない色味とサイズ感を目指し研究し、デザイナーが1からパターンを起こして作成。リブや質感など細部までこだわりが詰まっており、シンプルながら飽きがこないデザインに仕上がっている。
atmos千駄ヶ谷店で行われたPOP UP
ペイントアーティスト・Go Horiuchiによるブランド「Lil Tiffany Gang」とのatmos千駄ヶ谷店・合同POP UPでお披露目となった「Whip Station」1stコレクション。
会場には、50年代のアメリカ西海岸カスタムシーンの象徴的なキャラ「ラットフィンク」や、M&M’S®のキャラクターなどが並び、「Whip Station」1stコレクションの世界観を再現。
レセプションパーティーでは、DJブースから幅広いジャンルの曲が流れる中、様々なジャンルの業界人やファションギークが来場していた。
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