魂が燃える、男性バレエを題材にした作品まとめ

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男性バレエダンサー作品まとめManga
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一つのジャンルに絞り、それを描いている至高の作品(漫画・小説・映画)を紹介するDig Deepシリーズ。文字だけの小説、絵と文字の漫画、音楽と映像の映画とアニメ、異なるコンテンツから一つのジャンルを掘り下げることで見える世界、感じるものがある。

踊りというスポーツと演劇という芸術が混じった舞台芸術であるバレエ。

今回は中でも、男性のバレエダンサーを主軸にしている作品について紹介。ピタピタのタイツでもっこりした服装でナヨナヨ踊っているのが男性バレエダンサー?

いや、天性の肉体、鍛錬された技術、十人十色の表現力、揺るぎながらも深まるバレエ愛……男性バレエダンサーだからこそ描かれる世界がある。

ドラマチックで熱い男性バレエの世界を描いた映画・漫画作品を紹介。

貧しい少年はバレエを選んだ『リトル・ダンサー』(映画)

2000年に製作されたイギリス映画『リトル・ダンサー』(原題『Billy Elliot』)。英国の炭鉱町で暮らすビリーは、習い事のボクシングに通っていたが、バレエ教室に惹かれ踊りの道を歩み始める。男の子がバレエに挑戦するという周囲の風当たりなどの性差問題、少年と家族の愛など、バレエの知識がなくても誰でも楽しめるストーリーに仕上がっている。

中でも、劇中歌にT REXなどUK音楽が中心に流れており、クラシックに馴染みのない層でも退屈しない。約2000人のオーディションの中から選出された主人公のジェイミー・ベルの圧巻の演技と心揺さぶるストーリに、観賞後はバレエへの印象が変わるだろう。

また同作はミュージカル作品としても有名であり、ロンドンでは長らく支持されている。日本版キャストでも敢行されている。

実話ベースのインドの物語『バレエ: 未来への扉』(Netflix映画)

Netflixオリジナル作品『バレエ:未来への扉』(原題はYeh Ballet)。

実話をベースにした物語ということもあってか、踊って歌う典型的なインド映画ではない。貧困街に住みながらも、天性の才能を見出せれた少年二人と先生の姿を描く。偏見と非難に負けず、彼らは夢と成功に向かい走る。

主人公二人のうち、マニッシュ役は本人が演じており卓越したバレエスキルを見せつけている。またサクセスストーリーだけではなく、インドに蔓延る経済格差や宗教対立などについても触れている。

正直、バレエのシーンは少ないがヒューマンストーリーとしてはオススメ。バレエは表現である以上、自身の生まれ育った環境や折れないメンタルが関係してくる。インドのムンバイ育った彼らが、異質とされるバレエの道を歩んで行く姿を感情移入して鑑賞して欲しい。

星が爆ぜる青春とバレエ『ダンス・ダンス・ダンスール』(漫画&アニメ)

『溺れるナイフ』で知られるジョージ朝倉による漫画『ダンス・ダンス・ダンスール』。2022年春からはアニメも放送開始される。

幼少期にバレエに憧れていた主人公・村尾潤平。しかし、父の死をきっかけに断念し「男らしくならねば」と格闘技・ジークンドーの道を選ぶ。中学校2年生の時に、五代都が転校してくる。バレエを習う彼女との出会いで彼はバレエに再度惹かれ始める。

しかし、思春期でクラスの人気者の村尾潤平はバレエなんて女々しい……と素直な気持ちになれない。それでも、恋・ライバル・師匠たちの出会いの中で、彼はバレエダンサーとして成長して行く。

『リトル・ダンサー』同様に、男の子が葛藤しながらバレエに打ち込むというのは同じ設定。しかし、この作品ではよりバレエの世界について触れることができる。それは、バレエに必要不可欠な才能・技術・鍛錬・芸術性・メンタルらについて。

ダンス・ダンス・ダンスール』では青春の葛藤、バレエが持つ力など、当事者の心情について、まっすぐに描かれている。中でも、舞台本番のシーンはビッカーンでビリビリビリする。何を言っているか分からないかもしれないが、読み終わった後、脳汁がタラタラ流れ、感情はエモいと叫ぶ、1周目はストーリーを楽しみ、2周目は作内で説明されるバレエタイトルや技術面について好奇心がくすぐられるように、気付いたらYouTubeでバレエ動画を調べているだろう。

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