ヤベエ強いヒーローが埋めくマーベルの世界に、今更カンフーのヒーローかぁ。と、あまり期待せずも公開日に足を運んだ映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。
どこが魅力と欠点!? 『シャンチー』
原作は指輪だった「テン・リングス」を映画化にともない腕輪に変えた程度しか前知識は得ずに、鑑賞へと挑みました。
アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身につけ、組織の後継者になる運命から逃げだした秘密の過去があった。しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』公式サイトより
オモロい!こりゃ面白い!と、べらぼうに興奮しました。
マーベルがカンフーを手がけると、こんなに新感覚なアクションになるのかと度肝を抜かれました。老若男女にウケる温度感、最新のCG技術、服装やテクノロジーなど今っぽさをふんだんに取り入れた、まさに2021年のカンフー映画。
テンポのいい物語展開の中で、様々な場で繰り広げられる肉弾戦には「Wow」とニヤニヤするに違いありません。物語はやっぱり、予想をさらに一つ超えた展開が準備されており「おおこう来るか」となるに違いありません。
つまり、間違いないカンフーアクション映画。
あと、テンリングスもなんなん、カッコよすぎない!? 腕輪売ってたら絶対買うわ(金属アレルギーフリーでお願い)。
ただキャストにパッとしたキャラクターが、シャン・チーの親友・ケイティくらいしかいないすよ。主人公のシャンチー役・シム・リウは色気こそ漂っているが、決してユニークな性格じゃないしなぁ……(まぁあの肉体美とアクションシーンで十分なんですがね)。
唯一の欠点、悪に染まっている父さん役のトニー・レオンがね……。
欠点? 悪に染まった父を演じたトニー・レオン
いやシンプルにもうね、ウッチャンなんですよ。コントの時のイケメン風メイクした内村さんにしか見えない。特に真正面の顔と笑顔(ジャッキーチェンにも似ている)。
なるべく予告やCMも観ないようにしてたから、初見のシーンはまじで面食らい笑いを堪えました。けど、シリアスなシーンの真面目なセリフもウッチャンのコントに見えて会話の内容が頭に入ってこなかったんすよ。
これ思っているのボクだけ!? と調べたら、yahoo知恵袋に、
なんていうやりとりを発見。めっちゃわかります。
ということで、トニー・レオンの顔を見慣れてから鑑賞に挑みましょう(いやマジで、冗談抜きで)!
音楽も最高の気持ちよさ
あと音楽ね、特にエンディングのアンダーソン・パークの「Fire In The Sky」の入り方が気持ち良すぎて踊りそうになりました。
相変わらずエンディング後の映像があるので、最後までトイレ我慢! 退出厳禁です!
サントラアルバムの収録曲「Nomad」は、星野源が客演で参加しているから、ぜってぇチェックしてくれよな。
あと、見終わった後はこれ流しとけば、マジでハッピーデイ。
お風呂が上がりに鏡の前でカンフーごっこすると、脳みそが非常に喜ぶので全力でやりましょう。
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