PERTH INTERVIEW

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Interview
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PERTH(パース)
 1994年生まれ、川崎市出身ながらも千葉県佐倉市にバックボーンを持つラッパー。 2020月3月6日にはPERTH 1st.EP 「YELLOW GOSPEL」をリリース。 HIPHOPの枠を超え誰もが共感できるリリックと、切なくもキャッチーなフックでPERTHらしさを色濃く描いている。 それに絡まるビートメイカーtoofoggyが作り出すエモーショナルな世界感、解放的で自由なビートに耳が虜に。 PERTH×toofoggy collaboration EP "BOUNCE BACK" 2020年12月26日 Release‼︎

−まず好きな食べ物は?

焼きうどんとタコス。


−趣味は?

絵を描くこと、散歩かな。


−音楽はいつから始めましたか?

16歳くらいかな、けどやり方は分からなかった。とりあえず、仲間と3人で「RUNNER」っていう、3MCのユニット組んで曲作ったり、LIVEとかしていた。ひたすら、勢いだけだったけど笑。


−影響を受けた人物はいますか?

ボクの音楽人生の師でもあるラッパー・2LOW & VICE (FROM SAKURA EASTSIDE)の二人だね。


17歳の夏に初めて会ってさ、人生観とか悩みが全部吹っ飛んで、稲妻が走ったよ。その時の感覚は、10年経っても色褪せず身体に染みついている。今でも音楽だけじゃなくて、色々と支えてもらっているよ。


−今の日本のHIP HOPシーンについてどう思っていますか?

別にいいんじゃん?って感じ、ボクはあんまりグッとこないけど。
そんなことよりも、ピクミンの歌とかアンパンマンのテーマとか改めて聴いてるね、くそ深えよ。


子供に向けたリリックだとは思えない。深すぎるよ。


−前作の「YELLOW GOSPEL」同様、ラテン調の曲や、口ずさみたくなるhookなど、PERTHらしさを色濃く感じました。今回のEPのテーマは?

前作のEP「YELLOW GOSPEL」で感じてくれたら嬉しいんだけど、愛・孤独・葛藤をテーマにしていたんだよ。それは、今回のEP「BOUNCE BACK」でも変わらず同じテーマ。

あとは、ラップとしてだけの成立よりも、音楽として成立するためのメロディーラインって重要だと思う。だって、そっちの方が皆んな聴いてくれるでしょ? ひとりでも多くの人に聴いて欲しいから、そこは意識して作っているかな。

ボクの曲は全部LOVE SONG。別に女の子に対してだけじゃなくて、家族だったり、友達、地元、環境に対しての愛。


だから、Disソングは書かないかな。そんな暇はないし、小ちゃい。

「YELLOW GOSPEL」
YELLOW GOSPEL


−今作もジャンルに囚われず全て曲調も違いました。どのように曲作りをしていますか?

昨日は麺食いたかった、けど今日は米食いたいのと同じ。共通点は腹は減るってとこだけ。自由にさせてくれよ、囚われてたまるかって感じ(笑)

曲調が違くてもボクの歌はボクにしか書けないし、大きなテーマとしては変わってない。

その日その時その瞬間に起きたドラマが一曲一曲に落とし込まれてるだけ、最後に書く曲がハッピーエンドだといいなぁなんて思ってる。
また話ズレちった、ごめん笑


−このご時世ですが、制作へのモチベーションなど、コロナの影響は受けましたか?

前回の「YELLOW GOSPEL」をリリースしてから、国内のコロナも深刻化してLiveとか出来なかったんだよね、それくらいかな。


コロナだから、こうとかはあまりない。コロナ関係なく大切な人が亡くなったり、逆に大切な人との出会いもあったし。けど、怖くないっていうと嘘かな。でも目に見えない敵は昔から近くに居たから、目に見える物だけを信じて生きていくかな。


−ラッパーとして意識していることなどありますか?

ラッパーとして意識していることは特に無いかな。人として、どう生きるかの方が重要なんじゃないかな。その結果が、ラッパーとしてというか音楽に出てくるからね。でいうと、とにかく かっこつけることだね。


それが世間的にかっこいいかどうかは別として(笑)。

だって明日死ぬかもしれないじゃん。皆んなの心に残る最後の記憶がどうだったかで、ボクの人生が決まる気がして。まぁ周りの皆んなが求めているだろう自分っていうのは、自分がなりたい自分なんだよね、きっと。自然とそう見せてるんだと思う。

だから、ちょっとくらい無理してもそれに近付けた日の酒はうまい。なりたい自分に近づいていきたいね。


−昔と比べて、ラッパーとして変化はありますか?

昔に比べて自分の想いを素直に歌えるようになったことかな。素直に人へかけたい優しい言葉って恥ずかしくて、中々言えずに生きてきたからさ、言えるようになった今の自分は少し成長したのかも。

昔のかっこいいって今のボクの中では、そこまでかっこよくないんだよね。でも今の自分に足りない何かを、昔の自分は持っていた気もする。きっと明日も気付かないだけで、何かしら変わってるんだと思う。


でも変わっちゃいけない部分は、大切に生きていきたいな。


−最後に、今後の将来について考えていることは?

島買って、村長になるのが夢かな。あとは、いつまで経ってもPERTHは変わらないね。って言われ続けたい。

soldea MV

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